【試合結果】全国高校サッカー選手権福岡県大会(準々決勝)

太田黒 航一

2014年11月04日 20:17

折尾愛真 VS 筑陽
最初のチャンスは、筑陽。2分筑陽田邊が折尾右サイドをくずし、中央フリーで待つ長崎へグランダーのパス。ミドルシュート打つが、惜しくもクロスバー叩く。筑陽は、その後も左サイドのMF田邊FW安山を中心に攻撃を仕掛ける。何度かゴールかと思われた場面あった。
筑陽FKから羽根が頭でシュートしたが、ワンバンしてクロスバーを叩く。前半終了間際のチャンスも生かせず。
 一方の折尾は、ボランチ杉村を起点に本多、小出らが何度かいい形を作るが、まわりとの呼吸が合わず、連続した攻めができない。守備陣の踏ん張りで0対0で前半終了。
 両チームとも後半から前の選手を代え、打開をはかる。最初のチャンスは筑陽。10分折尾右サイドからのFKを頭でつなぎ、最後は筑陽安山が足でゴールへ流し込む。しかし、GKチャージで取り消しとなる。筑陽が前がかりとなり、圧力を強めてきた。そんな中、先制したのは押されていた折尾。19分左CK(後半最初)のを折尾小出が頭で合わせ、ゴール。ワンチャンスをものにし、待望の先制点は、折尾に入った。その後、折尾は2枚フレッシュな選手を投入することで集中力の切れがちな時間帯を乗り切る。攻めでは、本多をトップにはらせ、数回のカウンターを仕掛け、あわよくば追加点という場面を作る。
 一方の筑陽は田邊を中に入れ、攻めに変化をもたらそうと試みるが、いい形でボールを預けられず。折尾守備陣の奮闘もあり、打開できない。数回のFK,CKも生かせず、タイムアップ。
 折尾はワンチャンスをものにした。筑陽の圧力に耐え、最後まで集中が切れなかった。プリンスリーグ2部では、苦戦続きだが、その経験はこの試合で生かされた。敗れた筑陽は前半で試合を決めておきたかった。
(取材 文・ 原田寿久)

続きの写真は近日公開いたします。

【試合結果】全国高校サッカー選手権福岡県大会
2014.11.2 〈春日球技場〉
(準々決勝)
筑陽学園 0−1 折尾愛真
前半0−0
後半0−1
【得点】 後20分[折尾 小出寛敏]




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